北九州港が、国土交通大臣から港湾法に基づく初の『海洋再生可能エネルギー発電設備等拠点港湾(基地港湾)』に指定されました。
令和2年9月2日、若松区の響灘東地区で整備中の、洋上風車の積み出し拠点機能等を担う「基地港湾」が、国土交通大臣から、港湾法に基づく初の『海洋再生可能エネルギー発電設備等拠点港湾(基地港湾)』に指定されました。
指定港は、北九州港のほか秋田港、能代港、鹿島港の計4港です。
赤羽国土交通大臣から下記の通り指定書が交付されました。
指定書交付式
1 日時 令和2年9月2日(水曜日)14時から
2 場所 国土交通省 国土交通大臣室
3 出席者
国土交通省 赤羽 一嘉 大臣
髙田 昌行 港湾局長
北九州市 北橋 健治 市長
茨城県 大井川 和彦 知事
(参考)秋田県知事は欠席
交付式に出席した(右から)赤羽国交相、北橋市長、髙田港湾局長
赤羽国土交通大臣のコメント(抜粋)
四方を海に囲まれ、長い海岸線と広大な海域を有する我が国は、洋上風力発電を強力に進めることは、エネルギー自給率の向上、そして脱炭素社会の構築のみならず、地元の地場産業の発展や雇用の促進を通じて、地域経済の好循環を期待される。
国土交通省としても基地港湾の活用を通じて、洋上風力発電施設の導入を必ず成功させることができるよう、しっかり取り組んでまいるので、大井川知事、北橋市長両名においても、それぞれの港湾を基地港湾のトップランナーとして育てていただくよう、なにとぞよろしくお願い申し上げる。