洋上風力発電施設の建設に必要な基地港湾の賃貸借契約を締結しました。

北九州市は、響灘地区で風力発電関連産業の総合拠点形成を目指す「グリーンエネルギーポートひびき」事業の一環として、基地港湾(洋上風力発電施設の建設、維持管理及び撤去に不可欠な港湾施設)の整備を進めてきました。この度、その基地港湾の整備完了を見越し、響灘で建設工事を進める「響灘洋上ウインドファーム」事業において利用するため、基地港湾の整備を一体として進めてきた国土交通省九州地方整備局とともに、利用者である「ひびきウインドエナジー株式会社」と賃貸借契約を締結しました。

令和6年10月1日に基地港湾を引き渡しのうえ、同日より洋上風力発電施設の建設のため、風車のプレアッセンブル等の作業が開始されます。契約内容は以下のとおりです。

【契約概要】                                                                                                                                              〇契約名:北九州港海洋再生可能エネルギー発電設備等取扱埠頭賃貸借契約                                                     〇契約者:(賃貸人)国土交通省九州地方整備局、北九州市 (賃借人)ひびきウインドエナジー株式会社                                  〇契約期間:令和6年9月3日~令和29年3月2日 (契約締結日:令和6年9月3日)                                                       〇風車建設期間:令和6年10月1日~令和8年3月31日

【調印式について】                                                                       令和6年9月3日に、上記賃貸借契約について調印式を執り行いました。

 

(左から)国土交通省九州地方整備局副局長 坂井 功、北九州市長 武内 和久、  ひびきウインドエナジー株式会社  代表取締役 水町 豊 ※敬称略