地域エネルギー拠点化推進事業

北九州市は、これまで低炭素社会づくりの視点から、省エネ・新エネに取り組んできましたが、東日本大震災以降、市民生活・産業活動といった地域を支える観点から、安定・安価なエネルギーの供給についても、市として一定の責任をもつこととし、「北九州市地域エネルギー拠点化推進事業」を、本市の新成長戦略の主要プロジェクトとして取り組んでいます。

詳細は、北九州市HPを参照。

【風力発電事業関連】

響灘は、安定した風況であり、風力発電に適した環境と言われているため、再生可能エネルギーの中でも特に洋上風力発電でのエネルギーの創出が期待されています。

詳細は、洋上風力発電リーフレットを参照

○稼動中の風力発電事業

(株)北九州風力発電研究所(陸上)
稼動時期 平成18年11月
場所 北九州市若松区響町
発電出力 1,990kW(1,990kW×1基)
電源開発㈱(陸上)
稼動時期 平成25年9月
場所 北九州市若松区響町
発電出力 2,700 kW(2,700 kW×1基)
響灘ウインドエナジーリサーチパーク合同会社(陸上)
稼動時期 平成30年1月
発電出力 6,600kW(3,300kW×2基)
エネ・シードウインド㈱ (陸上)
稼動時期 平成29年3月
発電出力 4,000kW(2,000kW×2基)
NEDO次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究 (洋上)
稼動時期 平成31年4月
発電出力 7,450kW(3,000kW、5,000kW、パワーコンディショナで出力抑制)

【高効率火力発電】

○稼働中の事業

響灘エネルギーパーク合同会社
稼動時期 平成30年12月
発電出力 11.2万kW
https://hibikinada.energy-park.jp/
株式会社 響灘火力発電所
稼動時期 平成31年2月
発電出力 11.2万kW
http://hibikinada.jp

○計画中の事業

ひびき発電合同会社
稼動時期 令和7年度末(予定)
発電規模 62万kW×1基

【バイオマス有効活用の促進】

響灘地区においてバイオマス発電所等立地に向けた準備が進められている中、それら発電所等における地域内バイオマスの有効活用は、地産地消推進による新たなバイオマス産業の成長や市内産業(林業、産廃業)の成長、バイオマスサプライチェーン構築によるCO2削減に資する重要なものであると考えられます。

ついては、バイオマス供給可能量をはじめ、輸送、加工、需要状況、利用者の条件などの現状把握、国、県、関係者の動向把握や連携、情報交換を行いながら、北九州市域での有効活用を進めていくことが有効であると考え、「北九州市バイオマス有効活用検討会」を設置し官・民での検討を進めていくための参加者を広く募集することとしました。


次世代エネルギーパーク

響灘地区には、多種多様なエネルギー施設が集積しています。

平成19年、北九州次世代エネルギーパークは経済産業省から他5箇所とともに第1号認定を受け、平成21年7月27日、北九州次世代エネルギーパークがオープンしました。

エネルギーパークでは、エネルギー施設を見学したり、エコタウンセンター別館内にある展示コーナーでエネルギーについて学んだりすることができます。

詳細は、北九州市HP等を参照。
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/file_0354.html
http://www.kitaq-ecotown.com/enepa/


北九州のエネルギーマップ

北九州市域にある、再生可能エネルギーに関する公共施設や民間施設の一部の情報について、掲載したマップを地域情報ポータルサイト(G-motty)にて公開しています。

ぜひ、エネルギーマップを活用して、どんなところにどんな施設があるか、探してみて下さい。
北九州のエネルギーマップ(G-motty)

※各施設に関する画像や情報については、加工、二次配布、無断転載を禁止します。